2023-01-01から1年間の記事一覧
横着しようと AIに Unity 用シェーダーの Godot ポートをお願いしてみたところ、上手くいかなかった。 なので、手を動かして学習する。ここでは、Doodle エフェクト1を、Sprite2D にかけてみる。(Godot 4.x) 最初に成果物。以下の画像のような感じ。(外部…
Godot C# のMathfクラスは、GDScript の数学定数・数学関数に対応するメンバーを提供している。 そのなかには、C# における標準ライブラリ提供のメンバーとオーバーラップしているため、処理がそのまま委譲されているものもある。 独自に提供されている機能…
【追記】 UniRx の Cysharp から次世代 Rx ライブラリがリリースされ(2024/1~)、明示的に Godot がサポートも含まれています。オレオレ Rx をする理由がなくなりました。 Godot における Rx (Reactive Extensions) について、GDScript には GodotRx があ…
本記事は、Godot Engine Advent Calendar 2023 参加記事となっています。 空きのある日があったので、枯れ木も山の賑わいとばかりに参加させていただきました。不勉強な部分があるかと思いますが、よろしくお願いいたします。 以下の画像(外部サイト投稿の …
※ 大仰なタイトルですが、下記記事の一部分を引き伸ばした内容になります。 Performance Improvements in .NET 8 - .NET Blog 上記記事の Branching の項目で、分岐レス化による最適化が解説されている。 詳細は元記事参照として、Compare 的な処理が例とし…
下記スライドを学習した際、記事名の内容の効用が気になったので、マイクロベンチマークする。 CEDEC 2023 モダンハイパフォーマンスC# 2023 Edition - Speaker Deck byte列の照合を取る際は通常、SequenceEqualメソッドを用いる。比較するReadOnlySpan<byte>が静</byte>…
enumを数値型にキャストして辞書の key にする、というコードを見たのをきっかけ。enumそのままとintにキャストした key で比較。 結論から言えば、単純な get/set のマイクロベンチマークでは有意な差はなかった。 レガシーな環境以外では実益はなさそう? …
実用のうえで、近似した2つの浮動小数点数(この記事ではfloat)を等価として扱いたい場合がある。 Console.WriteLine(0.2f * 0.1f == 0.02f); // False // ⇧ 実用のうえで、True として扱ってほしい 記事現在、標準ではその機能を直接提供するメソッドはな…
null許容型(プロジェクト設定に応じてT?型または参照型)をパターンマッチングでさっと扱うコードを見て、まだ頭に馴染んでなかったと感じたので記事に書いて馴染ませる。 ついでにパターンマッチング以外も整理する。 null 条件演算子 (?. / ?[]) null 合…
自分の認識と少し状況が変わっているという話を見聞きし、まとめて確認。 ラムダ式、インスタンスメソッド、staticメソッド、拡張メソッド、ローカル関数を渡す メンバーやローカル変数をキャプチャしないのを前提 .NET 8 / C# 12 ケースをフォーカスしてし…
本記事は、C# Advent Calendar 2023 12日目参加記事となっています。 11日目:【C#】抽象クラスとインターフェースを併用する理由を考えた by @seiya2130 13日目:ISpanFormattableを使おう by @Shaula C#において、複雑な文字列を組み立てる手段として挙げ…
.NET 8 の目玉のひとつに時間抽象化があり、それを利用したFakeTimeProviderが提供された。 (.NET 8~) また、同様に Fake を冠するロガーとして、FakeLoggerが提供された。 (.NET 8~) FakeTimeProvider クラス (Microsoft.Extensions.Time.Testing) | Micr…
.NET 8 で標準のシャッフルが用意されたということで、OrderBy(_ => Guid.NewGuid())との差を確認しておいてみる。 念のため触れておくと、OrderBy(_ => Guid.NewGuid())は、本来ソートに使うメソッドに本来Guidとして生成する数値を渡し、シャッフルとして…
.NET 8で追加されたRandom.ShuffleメソッドとRandom.GetItemsメソッドの中身を確認しておく。(.NET 8.0 リリース時点) 前者はシャッフル、後者は選択肢の中からランダムに選ぶ(よその名前では choice とか sample とか)もの。 なお、System.Security.Cry…
C# 12 で導入されたコレクション式は、CollectionBuilderAttributeを用いることで、独自型にも導入できる。 公式ドキュメント ・コレクション式 (コレクション リテラル) - C# | Microsoft Learn ・CollectionBuilderAttribute クラス (System.Runtime.Compi…
C# 12 で導入されたコレクション式について、従来型の記述などとILを簡単に見比べておくもの。(.NET 8.0 リリース時点、ILSpy使用) コレクション式についての参考リンク ・コレクション式 (コレクション リテラル) - C# | Microsoft Learn ・コレクション…
IParsable<TSelf>というインターフェースがある。(.NET 7~) https://learn.microsoft.com/ja-jp/dotnet/api/system.iparsable-1?view=net-8.0 実装している型は、ParseメソッドとTryParseメソッドを持つ。 例えば以下のように使える。 public T ConvertByIParsab</tself>…
Youtubeの動画みたいな記事タイトル。でも実際速い。 SearchValues<T>は .NET 8 から入った効率的な検索用に最適化された型。 SearchValues.Createメソッドから生成したSearchValues<T> (.NET 8.0 現在、Tはchar/byte) を、Span<T>.IndexOfAnyメソッドなどに渡して用</t></t></t>…
以前、最適化によりbyte[], sbyte[]がゼロアロケーションとなる場合を確認した。 【C#】ゼロアロケーションバイト列 - てくメモ これについて、現在1は対象が拡大している。 参考 ・コレクション式 - C# によるプログラミング入門 | ++C++; // 未確認飛行 C …
【追記】この記事について、SignalAwaiterを試すにあたって悪いTaskの扱い方(※)をしており、にもかかわらず微妙に検索からのアクセスがあるようであり、冒頭明記のうえ記事名を削除しました。※ 完了しないTaskがさまようGodot の Getting Started をやって…
記事現在、公式入門記事「最初の2Dゲーム」の日本語版は最新版(ver. 4.1)に対応していないが、英語版(たぶん原文)は対応している のでそちらを参照するとよい。 Your first 2D game — Godot Engine (stable) documentation in English(英語版へのリンク…
型 その他 型 配列 【C#】一次元配列を二次元に回転 - てくメモ 【C#】多次元配列と Span - てくメモ 【C#】配列の部分的なコピー - てくメモ 【C#】配列のシャローコピー - てくメモ 【C#】降順(逆順)ソートと Reverse() - てくメモ Span 【C#】Span.Over…
ジェネリック型引数の型のインスタンスを作成したいという場合がある。このときはまず、型制約のnew()制約が考えられる。 public interface IInterface { } public IInterface GenericNew<T>() where T : IInterface, new() { return new T(); } ただ、これは内</t>…
以下の記事によれば、-1000~1000 の範囲で(int, int).GetHashCodeを検証したところ、98.3%衝突していたということ。 C#でDictionaryのキーに2つのintを使いたい場合の性能比較 (ただしキーの範囲は[-32768, 32767]) 数字が衝撃的なので、自分でも確認してみ…
アルゴリズムではない tips 的な算術の最適化、例えば、除算ではなく逆数を乗算する、のようなものが、どの程度効用があるのかを測って確かめてみる。なお、体系的なものではなくて、並べているだけ。 除算(逆数の乗算) 奇数偶数判断(ビット演算) 絶対値…
width と height のあるデータを一次元で扱っているとき、それを回転することを考える。なお、並べ替え先に外部領域を使う。また、記事名は配列としているが、記事内のコードはSpanとして扱っている。 参考イメージ画像。 0° 右回転 右90°行と列が入れ替わる…
【追記】 .NET 8 以降は、IParsable<T>インターフェースでこの記事の範囲のことを扱えます。 【C#】文字列から<T>型への汎用コンバート : IParseble<TSelf> - てくメモ 例えば文字列からのジェネリックな汎用コンバートを用意したいとする。このとき、手段としてTypeConv</tself></t></t>…
以下の記事で、IEnumerable<T>.ToArrayの中身を確認した。 【C#】IEnumerable<T>.ToArray の中身を確認 - てくメモこの機会に、それ以外のコレクションにするメソッド(ToList、ToDictionary、ToHashSet、ToLookup)を確認しておく。ちなみに、変わったことはなか</t></t>…
IEnumerable<T>.TryGetNonEnumeratedCount(out int)メソッドは、列挙せずに要素の数の取得を試みることができる。(.NET 6 ~)とりあえず確認用のクラスを用意して、Count()と並べてみる。 // 確認用クラス private class SignalItem { public SignalItem Sign</t>…
IEnumerable<T>を列挙済みにしたり、あるいはコピーとして使ったりするToArray。 活躍の機会が多いだけに中身を確認しておく。 まず、IEnumerable<T>.ToArrayは拡張メソッドであり、Enumerable.ToArray<TSource>に定義されている 参考:Source Browser public static TSourc</tsource></t></t>…